【ダンジョントラベラーズ2】序盤の攻略のポイント

RPG

最近はあまりマンハッタンに行かず、ファンタジー世界に閉じこもってるきじとらです。
ごきげんよう。

さて、みなさんはPlayStation Plusのフリープレイで配信されている『ダンジョントラベラーズ2』は既にプレイされたでしょうか。

…なに、まだプレイしていないだって!?
だったらPlayStation Plusに加入済みの貴方はいますぐダウンロードしてプレイするんだ!
PlayStation Plusに加入していない貴方はいますぐ加入してダウンロードしてプレイするんだ!
今からでもまだ遅くはないぞ!

ちなみに上の画像はわたくしイチオシのリリアン嬢のイベントCGです。

ダンジョントラベラーズ2とは

2013年にアクアプラスから発売された、PSP用のダンジョン探索RPGです。
2014年にはPlayStation Vita版も発売されています。

現在はフリープレイでVita版が配信されています(~2016年8月2日まで)。

一見、ギャルゲーか何かと勘違いしそうな軟派な感じですが、実際のゲーム部分はゴリゴリの骨太な作品です。とにかく慣れないうちは死にます。とにかく全滅します。

平均的なRPGよりは比較的難し目な部類に入るかと思います。

どのへんが難しいのか?

個人的な視点に基づいた「難しさ」のポイントは以下の3点です。

普通のザコ敵が強い

特に何も考えずに次のダンジョンに行くと、だいたい最初のザコ戦で痛い目を見るかあるいは下手すりゃ全滅します。そのぐらいのバランスです。
序盤はともかく、中盤以降は平気でステータス異常やデバフ、即死攻撃をばらまいてきます。ザコなのに。

ボスが強い

ザコ敵をある程度いなせるようになったとしても、ボスはザコ敵の軽く3~4倍は強いので、きちんと戦略を立ててパーティを育成していかないと全滅します。
逆に言えば、きちんとパーティを育ててそれぞれの役割が上手く回せていればそこまで苦戦はしません。

パーティの選択肢が広い

このゲームには5つのクラス系統がありますが、それぞれのクラスは育て方次第でタンク(盾役)/ヒーラー(回復役)/アタッカー(攻撃役)など、多種多様な役割を担わせることができます。
ある程度「ゲームのお約束」というものを知っていないと、育成に失敗して中途半端なパーティになり、途中で詰まってしまうかもしれません。


『世界樹の迷宮』シリーズに慣れている人だと、ある程度共通点もあるのでこれらの要素はなんとなくわかるのではないでしょうか。

序盤の攻略のポイント

ということで、このゲームは結構難しいんだよーというのを紹介したところで、序盤の攻略のポイントをご紹介していきます。
大体二次職にクラスチェンジができるようになってくる第4章あたりまでを想定した内容です。

レベルを上げよう

RPGのお約束ですが、ザコ敵をある程度簡単に倒せるぐらいまでにはレベルを上げましょう。じゃないとボスにはとても歯が立ちません。

ダンジョン内には、開けると固定で敵がエンカウントする「エンカウント扉」とでも呼ぶべき扉があるので、場所を覚えておくとレベル上げの効率が上がります。

ちなみにこれ、ゲーム内のチュートリアルでも言われてますね。

パーティの役割を決めよう

このゲームの元ネタの元ネタが「ファイナルファンタジー11」というオンラインRPGである、というのが以前からまことしやかに囁かれていますが、そのゲームと同様、パーティ内での役割をきちんと決めた上でスキルを割り振っていくことをオススメします。

例えば…

  • タンク:敵の攻撃を引きつけ、他のメンバーを守るパーティの盾役。
    ファイター系統が適性あり。
  • アタッカー:高い攻撃力で敵にダメージを与えていくパーティの攻撃役。
    ファイター系統/スカウト系統/マジックユーザー系統が適性あり。
  • ヒーラー:パーティが受けたダメージや消費したTPを回復するパーティの回復役。
    マジックユーザー系統/メイド系統が適性あり。
  • バファー:味方に有利なステータス効果を付与したり、逆に敵に不利なステータス効果を付与するパーティの補助役。
    スカウト系統/マジックユーザー系統/メイド系統に適性あり。

※1次クラスチェンジまでの各クラスの特徴を元に記載しています。
※スピエラー系統は特殊なので上記には含めていません。

この例で言うと、タンクがいなければ紙装甲の味方がバッタバッタと薙ぎ倒されますし、アタッカーがいなければ戦闘が長引いて損害が大きくなります。ヒーラーは言わずもがなでしょう。

最低でも、パーティにタンクとヒーラーはそれぞれ一人は必要でしょう。

スキルポイントの振り方を考えよう

上記のパーティの役割を頭に入れた上でスキルポイントを割り振っていくわけですが、大体どのゲームでも同じように、満遍なくスキルを取得していくと器用貧乏の残念なキャラができあがってしまいます。ですので、「役割に合わせたスキル」を優先的に取得していくとよいでしょう。

例えば、タンク役のファイターであれば「挑発」「アヴェンジャー」のような攻撃を引き付ける・攻撃を受けた際に効果を発揮するスキルを取得する、ヒーラー役のマジックユーザーなら「ヒール」を優先的に取得し、余ったスキルポイントで準アタッカーか準バファーに適するスキルを取得していくのがよいでしょう。

また、スキルはとりあえずLv1だけ取得し、使い勝手を見て足りなければ加算していく、というように調整していったほうが安定します。

…とはいえ、このゲームには「レベルリセット」というシステムがあるので、最悪スキル振りを失敗してもやり直すことは可能です。場合によってはレベルが下がりますが。

具体的なメンバーの役割とスキルの取得例

序盤メンバーの役割例とスキルの取得例を私基準でご紹介します。あくまで参考に。
二次職以降はクラスチェンジ先と運用次第で大きく変わるので、一次職前提で書いてます。

アリシア

序盤では唯一の前衛を張れるファイター系なので、タンクとして運用を行うとよいでしょう。一次職時は主に「挑発」で敵のタゲを取り、なるべく後衛に攻撃が向かないようにするのがメインの仕事となります。

スキル取得例
  • 挑発:メインスキル。少なくともLv3ぐらいは欲しい。
  • レイジングスマッシュ:手が空いた時に攻撃する用に。Lv1で十分かも。
  • アヴェンジャー:挑発とのシナジーで効果を発揮します。取れるなら取っておきたい。

○○マスタリー系はスキルポイントが余ったら取る、ぐらいで十分です。

メルヴィ

同じく序盤では唯一の回復魔法を使えるクラスなので、ヒーラーとして運用を行うとよいでしょう。一次職時は主に「ヒール」で味方の回復を行いつつ、TPに余裕があれば攻撃魔法を使っていく、というのがメインの仕事となります。

回復魔法の効力は「RES」の値に依存するので、回復メインで考えた場合は魔道書を装備させておくと効率がよいです。また、最初のダンジョンで手に入る「ナースキャップ」は毎ターンHPとTPを回復してくれる貴重な装備なので、メルヴィに装備させておきましょう。

スキル取得例
  • ヒール:メインスキル。Lv毎に回復キャップ値があるので、味方のHPの上昇に合わせてLvを上げていきましょう。
  • 各種攻撃魔法:序盤はあまり属性を意識することはないので、どれか一つを取得しておくぐらいで十分です。Lvも1でいいでしょう。

一次職だとスキルポイントは余りがちになるかもしれません。

リリアン

今作から新たに登場したクラス系統の「スピエラー」に属する彼女。ただ、一次職時は非常に扱いづらいスキル構成になっています。「フリートネスフット」を活用してアイテム使用係になるか、「ウェポンマスタリー」と「デンジャーシュート」でサブアタッカーにするのが無難でしょうか。

防御力もそれなりにあるので、装備を揃えてあげれば前衛でも運用できます。

  • フリートネスフット:消費TPは多いですが、キャンプ画面時から使えるのでボス戦前にかけておいてアイテム係に徹するという使い方ができます。
  • デンジャーシュート:攻撃回数がランダムなのが辛い。当たれば強いです。Lv1で十分。
  • ウェポンマスタリー:とりあえず上げておけば攻撃力の底上げができるので、余ったスキルポイントはこちらに回しましょう。

「プレゼントフォーミー」に全振りしてアイテム拾い屋さんとして活用するというのもありと言えばありです。

コネット

超重要なメイド系クラスに属する彼女。メイド系クラスがいるのといないのとでは冒険の難度が大きく変わります。一次職時は「料理」で味方にTPを補給しつつ、「奉仕の心」で戦闘後のリカバリを担当します。

スキル取得例
  • 奉仕の心:最重要スキル。なるべく早めにLvを上げていきたい。
  • 料理:メインスキル。奉仕の心に振り過ぎると戦闘中にやることがなくなるので、少なくともLv1は取っておきましょう。

この二つのスキルを優先して上げて、スキルポイントが余ったら「メイドマスタリー」に振っていくとよいかと。

モニカ

序盤はパッとしないスカウト系クラスです。真価を発揮するのは二次職以降となるので、一次職時はパーティの頭数を増やすぐらいの運用でよいかと思います。一応、弓を装備すれば後衛からでもそれなりの攻撃力は出ます。お好みに合わせてどうぞ。

スキル取得例
  • クレンジング:Lv3ぐらいまで上げておくと、ステータス異常を回復するアイテムを節約できます。
  • ウィークスタッブ:クリティカル攻撃で敵の詠唱を中断しやすくなります。ダガー装備ならLv1ぐらい取っておくとよいでしょう。
  • ポイズンショット:弓装備なら毒をばら撒く用にLv1ぐらい取っておくとよいでしょう。ちなみに某世界樹と異なり、この作品のステータス異常「毒」はあまり強くはありません。

ダガー装備なら、スキルポイントが余ったらダガーマスタリーに振っておくとよいです。

ちなみに

キャラクターのレベルが15になると二次職、レベルが30になると三次職にクラスチェンジすることができます。そして、前述の「レベルリセット」はレベル1とレベル15とレベル30、いずれかのレベルまでリセットした上で一次職に戻すことができます。

なので、最悪スキル振りに失敗したとしても、クラスチェンジを行うタイミングで一度スキルポイントをリセットすることができます。一応頭に入れておくとよいでしょう。

宝箱を開けよう

このゲームでは、宝箱はダンジョンに入り直すと復活するものとしないものがあります。前者は主にユニーク装備ではない装備が入っていることが多く、また取得できる装備の「+数値」はダンジョンの敵の強さに比例します。

装備が弱いと思ったら、レベル上げをしつつダンジョンの宝箱があるポイントを回ってアイテムを集めるとよいでしょう。ただし、中身が復活する宝箱でも復活するかどうかはランダムなのであしからず。

アイテムはある程度取っておこう

一度ダンジョンに潜ると、装備品が結構手に入るので「こんなにいらん」と売ってしまいがちですが、せめて各系統の「+数値」が高いもの、あるいは有利なエンチャントが付与されているものは取っておいたほうがよいでしょう。

というのも、クラスチェンジをするとこれまで装備できたものが装備できなくなったり、新規加入したメンバーを使おうと思ったら装備がない…なんてことも起こりえます。また、今回は特に紹介しませんが鍛冶屋が出現するようになると、これらのアイテムの有用性が増します。

※16/08/11 追記
鍛冶屋についての記事を書きました。合わせてご覧ください。

まとめ

ということで、ダンジョントラベラーズ2の序盤の攻略のまとめでした。
上記で紹介した内容を参考にすれば、ある程度序盤はうまく攻略できるんじゃないかなと思います。

ただ、このゲームの本当の地獄は2次クラスチェンジができるようになったあたりから始まるのです。
主にパーティの役割分担的な意味で。

ここから先は、キミ自身の目で確かめてくれ!
(きじとら)

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